ストックフォトやストックイラストが売れてきたら気になるのが「確定申告」ですね。
確定申告は、就労状況や年間所得によって申告する必要がある人とない人に分けられます。納税は義務なので、確定申告についてきちんと理解し、自分は申告しなければならないのかどうなのかは知っておきたいですね。
では、ストックフォトサイトでいくら稼いだら確定申告をしなければならないのでしょう?本記事ではその基準を詳しく解説します。
【ストックフォトの確定申告】専業主婦(夫)でも確定申告は必要?
【確定申告】する必要がある人・ない人
確定申告する必要がある人
● 給与所得者で年間所得が20万円越える人
会社から給料を受け取っている「給与所得者(会社員、パート、アルバイト、契約社員など)」の場合、ストックフォトでの所得が年間で20万円を越えると所得税の確定申告をする必要があります。
それでは、給与所得者でない専業主婦(夫)の人がストックフォトなどの在宅ワークで所得を得た場合はどうでしょうか。
● 専業主婦で年間所得が48万円越える人
給与所得者でない専業主婦や家事手伝いの方がストックフォトやその他の在宅ワークなどで、年間で48万円以上の「所得」を得ている場合も確定申告が必要となります。
48万円以内であれば夫の扶養に入ることができ、確定申告の必要はありません。
※2020年(令和2年)分の確定申告から、控除の金額などについて大きな改正があり、基礎控除は38万円から48万円に増額されています。
ネットオークションやフリマアプリで不用品を売って収入を得た場合、営利目的ではないため基本的に確定申告の必要はありません。
所得とは?経費とは?
所得とは?収入から経費を引いた金額
所得とは、収入から経費を引いた金額です。収入と所得は似ているようで異なりますので注意して下さい。
経費とは?収入を得るために必要なものの事
経費とは、その収入を得るために必要なものの事を言います。プライベートで使うものや一部の税金(所得税や住民税)などは経費として認められません。
【注意点!】念のためレシートは取っておく
収入から所得をひいた金額で確定申告が必要かどうかが決まるので、自分で計算してみて「確定申告は必要ない」と思っていても、念のため経費の証明となるレシートは保管しておくことをオススメします。
万が一、税務署から収入が多い事を指摘されても、経費分のレシートを提出することで所得が20万円以下、もしくは48万円以下であることを証明できます。
確定申告が必要になる目安 (月々の所得額)
給与所得者の場合
所得が年間20万円ということは、
20万円 ÷ 12カ月 = ¥16,666.666……
つまり1カ月の所得が2万円いかない位でもう確定申告が必要になってしまうんです。
専業主婦の場合
年間で48万円以上の「所得」を得ている場合は確定申告が必要となるので
48万円 ÷ 12カ月 = ¥40,000円
1カ月に40,000円ほど所得を得ると専業主婦でも確定申告が必要になるという事です。
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【ストックフォトの確定申告】まとめ
- 給与所得者で年間所得が20万円越える人
- 専業主婦で年間所得が48万円越える人
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