スマホの容量、確保できていますか?
赤ちゃんが生まれたらおそらくほとんどの親御さんは大量にお子さんの写真や動画を撮影すると思います。私も結構すぐにスマホの容量がいっぱいになってしまっていたので「子供が生まれる前になんとかしてスマホの空き容量を確保しておきたい」と思っていました。
本記事では、SDカードを使ってiPhoneの写真と動画をバックアップする方法を解説します。この方法だと無限に増える写真に対応出来るので、是非参考にしてください。
iPhoneの容量確保!写真動画をSDカードにバックアップする方法
バックアップする前にiPhoneのバージョンを確認する
バックアップする前に、自分のiPhoneのバージョンを確認しましょう。なぜなら本記事でご紹介する方法は、iOS13以降のiPhoneから対応した方法だからです。
iPhoneのバージョンの調べ方
「設定」アプリを開いて、一般→情報と開くと、システムバージョンというのが出て来ます。そちらにバージョンが書いてあるのでチェックして下さい。13.x.x.と13が書いてあれば大丈夫です。
バックアップに必要なもの
SDカード用のアダプター
まずは、iPhoneとSDカードを繋ぐアダプターが必要です。
色々な会社からアダプターは発売されていますが、Apple純正のアダプターの使用をオススメします。なぜならApple純正以外だと正常に読み込めない可能性あるからです。
私はApple純正のLightning SDカードカメラリーダーを使っています。
SDカード
SDカードのフォーマットによってはiPhoneが読み込まないのでフォーマットにもご注意下さい。
以下がiPhoneに対応しているSDカードのフォーマットです。
- 暗号化されていないAPFS
- 暗号化されていないHFS Plus
- FAT
- exFAT
SDカードとiPhoneを繋げても反応が無い場合
もしSDカードとiPhoneを繋げても反応が無い場合、確認して欲しいのが
- アダプターはApple純正品か
- SDカードのフォーマットはiPhoneに対応しているか
以上の2点です。SDカードのフォーマットが違う場合、一度SDカードをパソコンに繋げて、フォーマットをiPhoneに対応する4種類の内のどれかに設定し直して下さい。
パソコンがMacの場合:「ディスクユーティリティ」アプリから出来ます。
パソコンがWindowsの場合:「コンピュータ」の「SDカード」を右クリックして「プロパティ」から出来ます。
ここまで準備が出来たらいよいよバックアップの手順の解説をしていきます。
写真動画をSDカードにバックアップする手順
アダプターをiPhoneに繋げてSDカードを差し込む
アダプターをiPhoneに繋げてSDカードを差し込みます。
iPhoneの画面に「ファイル」というアプリがあるのですが、このファイルの中にSDカードの項目が出てきます。SDカードの項目は「NO NAME」や「(商品名)」「(自分でつけた名前)」で表示されます。
(もしファイルが無い場合はApp Storeで「ファイル」と検索して入れる事ができます。)
SDカードの項目が表示されていたら、iPhoneが正常にSDカードを読み込めている状態なので写真や動画をSDカードに移していきます。
写真や動画をSDカードに移す
まずはiPhoneの写真アプリを開きます。
開いたら、右上の「選択」をタップしてSDカードに移したい写真や動画を選んでいきます。
選択したら、左下の「四角に上矢印」をタップします。タップすると下から出て来た項目の中に、「”ファイル”に保存」というのがあるのでそれをタップします。
すると、違う画面が立ち上がって「NO NAME」(もしくは「(商品名)」「(自分でつけた名前)」)というSDカードの項目が出て来るので選択して右上の「保存」をタップします。保存をタップすると読み込みが開始されます。
以上でSDカードへのバックアップは完了です。簡単ですね!
次は、SDカードのデータをiPhoneに復元する方法を解説します。
SDカードからiPhoneに復元する方法
iPhoneにアダプターを繋げてSDカードを差し込みます。
次に、iPhoneの画面上の「ファイル」アプリをタップしてSDカードの項目を開き、右上の「選択」をタップして復元させたいデータを選択します。選択したら、左下の「四角に上矢印」をタップします。
そうすると、違う画面が立ち上がるので「○枚の画像を保存」という項目をタップします。
これでSDカードからiPhoneに復元出来ます。
SDカードからiPhoneに画像データの移行が完了すると、「読み込み完了」とでてきます。それと同時に「残す」と「削除」を選べるようになっていると思うのですが、「残す」を選ぶとiPhoneとSDカード両方に保存して、「削除」を選ぶとSDカードの方は削除されてiPhoneだけに保存されます。
アダプターの安全な取り外し方
「設定」「ファイル」「写真」アプリを全て閉じて、iPhoneをロックした状態で取り外すと安全に取り外せます。
【オススメSDカード】キングストンが安くてコスパ最高!
キングストン microSDをおすすめする理由は価格は格安なのに、書き込み速度がとても速いという事です。
最近、microSDカードは128GBが1,000円台で買えるようになっています。そこで気になってくるのが性能ですが、キングストンのmicroSDはベストバイの常連のサムスンを上回る書き込み速度なのです。しかも日本語対応の永久保証がついていて安心です。
これからSDカードを買う予定の方はキングストン一択だと思います。
ちなみに、32GB・64GB・128GB・256GB・512GBの5種類から選べます。iPhoneのデータバックアップは2TBまで対応出来るので、どれを選んでも大丈夫です。
ちなみに、サムスンのベストバイ常連のSDカードはコレです▼
【最後に】この方法の良いところ
パソコン立ち上げる必要無い!手軽!
なんと言っても手軽に出来るのがこのやり方の良いところです。
パソコン立ち上げる必要無いし、パソコンにいちいちデータを移さなくても良いんです。
iPhone同士シェアできる
夫も私もiPhoneユーザーなので、この方法だと夫婦間のシェアも楽で良いです。
これから出産予定の方も、今すでにiPhoneの容量不足で悩んでいる方も是非やってみてくださいね!
最後まで読んでくださってありがとうございました!
【追記】オススメのiPhone用USBメモリ
iPhoneにそのまま挿せてバックアップが取れるiPhone用のUSBメモリもオススメです。
iPhoneでUSBメモリを使うには専用のアプリが必要になりますが、このアプリはコピーした元データを自動的に削除してくれるので、データの削除し忘れがありません。そのため、データがiPhone本体のメモリ容量を圧迫することもがなく、データの整理の手間もかかりません。