ライティングのコツというか、伝わりやすい文章を書く時に心掛けている事を解説しようと思います。
このブログを読んで下さる方にはバレているとは思いますが、私は文章を書くのが特に上手い訳ではありません。
しかし以前SEOの会社で働いた時に文章の書き方のコツを色々教えてもらい、
「上手くはないけど読みやすい文章」
「伝えたい事が伝わる文章」
というのを少しは書けるようになったと思っています。
上手い文章を書くにはセンスや才能等も必要かもしれません。
しかし、読みやすくて、伝えたい事が伝わる文章はコツさえわかれば、意外と誰でも書けるのではないかなと思います。
この記事で紹介するライティングのコツは、「今すぐ」「誰でも」出来るような簡単なコツばかりです。是非1つだけでも試してみて下さい。
文章の書き方に悩んでいる人の助けになれたら嬉しいです。
文章の流れを設計してからライティングする
文章をいきなり書き始めるのはオススメしません。
書き始める前にきちんと文章の流れを設計してから書き始める事をオススメします。
私はいつも見出し(大見出し、中見出し、小見出し)を全部決めてから書き出しています。
SEOの会社でコンテンツの企画の仕事をやっていたときは
大見出し(H1)
▶︎中見出し(H2)
▶︎小見出し(H3)
▶︎小見出し(H3)
▶︎中見出し(H2)
▶︎小見出し(H3)
▶︎小見出し(H3)
というテンプレートを元に記事構成を考えていました。
中見出しの中に小見出しが3つ入る事もありましたが、基本の形はこうです。
今このブログを書いている時は、仕事では無いのでガチガチにこの形にとらわれる事は無いですが、この様なテンプレートを1つ用意してみると作業が効率的に進められると思います。
- 文章の流れや構成を決める
- 見出しを全部決める
- ライティングを始める
このやり方をすれば作業に無駄が無いし、なおかつ読者にとっても読みやすい文章が書けるようになります。
(余談ですが、私がSEOの会社で働き始めたばかりの頃、この見出しを全部決めるだけでも丸2日はかかっていました。でもそれくらい時間を割くべき大事な作業です。)
話題が変わったらその都度見出しを差し込む事をオススメします。
そうすると読者にとって読みやすく親切な文章が書けます。
結論をなるべく先に書く
ブログの読者はそんなに真剣に読んでいないと想定した方がいいです。
悲しいですが事実です…
自分に置き換えてみるとわかると思いますが、WEB上で無料で読めるものを多くの人はそんなに真剣に読みません。
(有料のnoteとかは真剣に読まれると思いますが、それは有料だからです。)
読者の人は早く答えが知りたいので、基本は
結論→理由
という順番で書きます。
見出しでよく「○○とは?」とだけ書かれたものがありますが、あまりおすすめはしません。
「○○とは?」を使いたいときは見出し内に答えを簡潔に書いてしまう事をオススメします。
「○○とは?○○○である」という感じです。
見出しに答えを書いてしまって、その理由を文章で書いていきます。
ただ、あまりにも不自然になってしまうときは結論を先に書かなくても大丈夫です。
長い文章を書かない。最大70文字くらい
読者の人に読んでもらうには読みやすい文章を書く必要があります。
1つの文章が長くなりすぎないように気をつけて下さい。
1文が最大70文字くらいで書けるとベストだと思います。
難しい言葉は使わない
難しい言葉や漢字は、多くの人に読んで欲しいブログであればあまり使わないほうが良いです。
「難しい」のレベルの基準は、
小学生が理解出来ない(習っていない)言葉や漢字は使わない、です。
(ここで言う小学生は小学3年生くらいを想定しています。)
気を付けたいのは、今は簡単に漢字変換が出来るので難易度の高い漢字もすんなり書けてしまう事です。
「過去の自分」に向けて書く
読者像が明確だと記事が書きやすくなります。
読者像を一番明確にイメージできる方法は、過去の自分に向けて書く方法です。
悩みを抱えていた過去の自分に対して、現在の自分が解決に導いてあげるのです。
すると自然と読者にとって読みやすい記事が書けます。
例えば、過去の私はW-8BENの書き方がいまいち分からず苦労していました。
その時の自分に対して書いたら記事がコレです。
- 何が分からないのか
- 何が不安だったのか
- 何が知りたかったのか
全て過去の自分の事なので手の取るように理解できます。
「過去の自分に向けて書く」というやり方は、ブログのネタ探しにも使えると思います。
過去に悩んでた事を思い出して、それを解決する記事を書けば良いだけなので楽に書けます。
悩みはどんな小さな事でも良いと思います。
記事に残しておく事で、それに救われる人は必ずいます。
ぜひやってみて下さい。
適度に活字以外の要素(図やイラスト)を差し込む
活字がうわーっと並んでいると、それだけで読む気が失せてしまう人って多いです。
本でも、挿絵が所々にあるとホッとしますよね。
「結論をなるべく先に書く」の所でも言いましたが、ウェブ上のブログや読み物を読む人の多くは、基本的にそこまで真剣に読んでいません。
ギッチリと文字で埋め尽くされた文章を読むのは疲れます。
そこで、所々に写真でもイラストでも差し込む事をオススメします。
文章の内容にあまり関係ない画像でも大丈夫です。(あまりにもかけ離れたものは良くないですが・・)
所々に目が休める「休憩ポイント」を入れてあげると親切だと思います。
【おまけ】おすすめのライティング本
最後に、ライティングの勉強に最適な本を2冊紹介しますね。
以上の2冊はSEOの会社にいた時に会社の人におすすめされて読んだ本です。
あとがき
上手い文章が書ければそれが1番良いのですが、私は文章は上手く書けないのでこれら6つのコツをいつも心にとめてブログを書いています。
伝えたい事を文章にする事が出来て、伝えたい人に伝えられればそれだけで良いと私は思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございました!