ストックイラストを始めて半年程経ち、いくつか気が付いた事があります。
それは、ストックイラストは向き不向きがあるという事です。
ストックイラストは誰でも気軽に始められるけど、誰でも簡単に稼げる副業では無いです。本当に、どれだけ長期的視点で継続して取り組めるかが鍵だと思います。
では、どんな人がストックイラストに向いているのかなぁと今回考えてみました。
私が思う「ストックイラストに向いてる人」の特徴を書いてみます。もし「私当てはまる!」と思う方がいたら是非ストックイラストをおすすめしたいですね。
※あくまで私の考えた「ストックイラストに向いている人」です。
ストックイラストが向いてる人ってどんな人?
描くのが好きな人
ストックイラストは、どれだけ気長に継続出来るかが鍵になると思うのですが
「描くのが好きな人」
でなければ正直きついと思います。ストックイラストは、開始してすぐにまとまった額のお金を稼げるようなものではないです。
長期的な視点で、それこそ数年単位で取り組んでようやくまとまった額が稼げるようになるという人がほとんどではないかと思います。
最初は全然稼げないという状態が続くかもしれませんが、それでも描き続けられる人はストックイラストに向いていると思います。
特に「描くの大好き!」という方はストックイラストに前向きに取り組めると思いますし、絶対向いていると思います。
描くのが速い人
ストックイラストは、需要のあるテーマのイラストを高いクオリティーで描いたりしない限り、少ない登録枚数で売れるというのは難しいと思います。
つまり、ある程度の量が必要という事です。
今、2020年4月の時点でPIXTA(ピクスタ)に登録されている素材点数とクリエイター数は以下の通りです。
クリエイター数:327,087人
これはストックイラストだけでなく写真や動画も含めた数ですが、それにしても途方も無い数ですよね・・・
自分のイラストを購入してもらう為には、この数の中から購入してくれる方の目に留まらなければいけません。
描くのが早い人というのは登録枚数をどんどん増やしていけるので、ストックサイト上でも露出が増えて、購入者の方々の目にも留まりやすくなっていきます。
そして、それに伴って購入されるチャンスも出てきて収益も上がるはずなので、描くのが速い人はストックイラスト向いていると思います。
マーケティングが得意な人
速くたくさんイラストが描ける人がストックイラストに向いているとは思いますが、
「何でも描けば良いわけじゃない」
というのもストックイラストです。
つまり、どんなイラストが世間に求められているかというアンテナを張っていて、それをイラストに落とし込める人は非常に強いと思います。
需要を見極められる人、つまりマーケティングが得意な人です。これは「画力がある」とかよりずっと大事な要素だと思います。私自信これは結構難しいなと日々感じています。
私は「どんなイラストがストックイラストでは求められているの?」
とよく考えていますが、そんな時はAdobe Stock(アドビストック)のサイトの最近よく売れているアセットなどを参考にしたりします。
それと、PIXTA(ピクスタ)ではピクスタチャンネルというクリエイター向けの情報サイトがあるのですが、そこで昨日の販売回数ランキングという前日によく売れた素材の1位から10位まで毎日公開してくれているのでそれをチェックしたりしています。
デザインが得意な人・デザイナーの人
ストックイラストを購入して下さる方の多くはデザイナーです。
デザイナーの方がデザインをする時に「なにか良いイラスト無いかな」と思って探すのがストックのサイトです。
ストックイラストで売れるイラストというは「デザイナーの人が使いたくなるイラスト」なのではないかと思います。
でも私のようなデザイナー経験の無い人間からするとこれがとても難しいです。
でも、デザインが得意な人やデザイナーの経験がある人はストックイラストレーターであると同時に、購入者の心理も熟知しているのでストックイラストレーターをする上でとても大きな武器をすでに持っている状態と言えます。
しかも、もし今も現役でデザイナーのお仕事をしている方は、デザイナーの仕事の中で
「こんなイラストが欲しいなぁ、でもストックイラストにまだ無いな」
といった隠れた需要を見つけるチャンスが仕事の中でたくさんあるのではないかと思います。
すでにイラストレーターとして活躍している人
すでにイラストレーターとしてお仕事をしている方は、デザイナーの人と同様で「どんなイラストが求められているのか」というニーズを掴む力がすでにあると思います。
そのため、ストックイラストでもその技術は大いに役立つでしょう。
しかも、クライアントワークでお蔵入りになってしまったイラストを、場合によってはストックイラストに回す事が出来るのも強みかと思います。
AdobeのIllustrator(イラストレーター)が使える人
デザイナーの方が使いやすく好むイラストとして「ベクターのイラスト」というのがあります。
デザイナーの方にとって、やはりラスターのイラストよりベクターのイラストはずっと使いやすいと思うので積極的にベクターのイラストを利用するデザイナーさんは多いと思います。
ベクターのイラストはAdobeのIllustratorを使用するので、
- イラレが使える人、使い慣れている人
- イラレでベクターのイラストが描ける人
というのはとても有利だと思います。
イラストレーターを目指している人
イラストレーターを目指している人もストックイラストをするのに向いていると思います。
なぜならストックイラストをやる事のメリットがいくつもあるからです。
例えば、
- たくさん描くのでスキルアップにつながる
- ストックイラストを通してどんなイラストが求められているか勉強出来る
- ストックイラストのサイトから仕事の依頼が来る場合がある
などが挙げられます。
それと、自分の実力を知る良い機会にもなると思います。
ストックイラストをするメリットについては下の記事に詳しく書いたのでもし良かったら参考にしてみて下さい。
(おまけ)動画作れる人
これはストックイラストではなく、ストック動画の話になってしまうので話が逸れてしまいますが、ストックをやる上で動画が作れる人というのはとても有利だと思います。
動画の需要は今後ますます高まってきますし、単純にストック動画の報酬はイラストに比べてかなり高いです。
そのため、うまくいけばストックイラストより全然稼げると思います。
動画の報酬単価に付いて【ストックフォト】動画が初めて売れた!報酬額をサイト別に比較してみたでまとめていますので気になる方はご覧下さい。
Adobe CCを一番安く購入する方法、知ってますか?
Adobe CC(Adobe Creative Cloud)って高いですよね…普通に購入すると年間プランで72,336円です。
もっと安く購入出来たら良いなと思っていませんか?
実は、デジハリなどのAdobe社から特別に認定されたスクールで通信講座付きのAdobe CCを購入すると39,980円(税込)で購入できるのです!(入学金や講座代、Adobe CCの代金全て込みでの39,980円です。)
一度スクールに入りますが、講座は全てオンラインで、必要なければ聞かなければ良いですし、Adobe CCだけ欲しい方にもオススメです。もちろん社会人の方も購入OK。
特にオススメのスクールはデジハリで、支払い後即Adobe CCのシリアルナンバーが送られてくるのですぐに使い始める事が出来ます。(商用利用可!)
AdobeCCをすでに利用していて、「もっと安く使いたい」と考えている方も認定スクールから購入可能なので是非知って欲しい情報です。
Adobeソフト2つ以上買うならAdobe CCの方が安い
「IllustratorとPhotoshopしか使わないからAdobe CCなんていらないよ」という方もいると思います。
でも実はIllustratorとPhotoshopそれぞれ単体で1年間使うのにかかる金額を考えると、デジハリ等のAdobe社認定スクールの通信講座付きAdobe CCを買ってしまった方が17,000円程安いんです。それなら動画制作にも使えるAfter EffectsやPremiere Proが付いたAdobe CCの方が魅力的ですよね。
【2021年】Adobe CCを安く購入する方法まとめではAdobe CCを少しでも安く購入する方法を詳しく解説していますので気になる方は是非チェックしてみて下さい。
まとめ
いかがでしょうか?あてはまる項目はありましたか?
以下まとめです。
- 描くのが好きな人
- 描くのが速い人→たくさん描ける、露出増える、売れやすい
- マーケティングが得意な人
- デザインが得意な人→ユーザー目線を理解している
- すでにイラストレーターとして活躍している人→ボツをストックに回せる
- AdobeのIllustrator(イラストレーター)が使える人→ベクターイラストが描ける
- イラストレーターを目指している人
- (おまけ)動画作れる人→報酬単価がイラストよりずっと高い
最後まで読んで下さりありがとうございました!